Rosso Racines 2019 Trinchero / ロッソ・ラシーヌ トリンケーロ

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イタリア ピエモンテ

ブドウ品種:バルベーラ

トリンケーロの代名詞と言えるバルベーラ。 若木や、比較的冷涼な畑のブドウを原料に、 日本向けに特別に作ってもらっている。エントリーレベルのワインながら、エツィオ本人の品質へのこだわりは変わらず、30~36ヵ月 の⾧期熟成を行う。

セメントタンクで30日間マセレーション ステンレスタンク、セメントタンクか 木樽で30~36ヵ月熟成。

歴史

アスティで代々長熟型の素晴らしいバルベーラ酒を造るトリンケーロは、ピエモンテを代表するリストランテ・ダ・グイ ードの経営者一族でもあります。ワイナリーは、アスティ県アリアーノ・テルメにあるヴィアノーチェという小さな村にあります。ここは貴族が所有していた村で、19世紀前半にヴィスコンティ家オルナヴァッソ男爵によって建てられた古い農家と教会が今なお残っています。1920 年代にセコンドとセラフィーノのトリンケーロ兄弟の所有となり、現在はレナートとエツィオ父子が所有・運営しています。トリンケーロは、1925 年よりブドウおよびワイン生産を始め、この県で最も早 く、葡萄栽培農家による自家ビン詰めを行うための登記をした造り手(1952 年)です。 かつては 50ha を超える畑を有していましたが、家族運営で理想とするワイン造りを実現するには 11ha が限度だ考え、最上の区画を残して他を有名なワイナリーに売ってしまいました。長年にわたり有機農法で栽培していますが、 「今さら認証をとるまでもない」として、認証をとっていません。 「アスティの宝石」と呼ばれる 1925 年に植えられた「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」を含む畑は優れた土壌と日照に恵まれ、いずれも樹齢は大変高いものです。