イタリア ヴェネト
ブドウ品種:ガルガーネガ
ガンベッラーラの地で19世紀からの歴史を持つ家族経営のワイナリー、メンティ。ワインは自然と地域の伝統に対して最大限の敬意を払って造られ、透明感あふれる清らかな味わいのなかに、はっきりとこの地特有のミネラルを感じさせるものになっています
メンティ家が代々所有する畑。彼らの数世代前はアルシーリアと呼ばれる女性が畑の世話をしていた。日当たりのよい斜面(=Riva)の畑で、ガンベッラーラの街が一望できる。透明感と伸びやかな酸の飲み心地を備えながらも、うまみがあり、味わい深い。
Menti / メンティ
ステーファノ・メンティは、イタリアワイン界の中軸と目される逸材である。この造り手の登場で「イタリアのナチュラルワイン界は、面目を一新した」とさえ思わせる者。1600年代に建てられた石造りの農家を今もワイン造りに活用。建物自体が今なお呼吸しているように感じさせる。周囲の山と畑に、鷹、鷲、雉、ウサギなどが日々現れるのは、「2001年にビオロジックに転換して以来」と、若き4代目当主ステーファノ・メンティ。2010年からはビオディナミを採用し、6haの自社畑を管理している。ブドウ圧搾は基本全て全房で行うのも、ステーファノの信条で、ガルガーネガ100%の白ワインを中心に、オレンジワイン、瓶内二次発酵・澱引きなしのスパークリングも生産している。いずれも個性あふれる洗練されたナチュラルワイン。包み込むようなテクスチュア、優しくあたたかな味わいと、無類にきれいな仕上がりで、ワインはイタリア本国でも毎年リリースと同時に完売となる。
土壌:火山性土壌
ステンレスタンクかコンクリートタンクで醗酵
ステンレスタンクで1年間熟成