Chateau Moulin Haut Laroque 2016 Fronsac / シャトー・ムーラン・オーラロック フロンサック

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フランス ボルドー

ブドウ品種:メルロー65%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5%

大当り年「エクセレント・イヤー」の2016年入荷。濃厚な赤ワインでプラムやスグリの深い香り。焦がした樽のニュアンス。旨味が凝縮していて、若々しくも今から美味しく飲める完成したワイン。とにかく、コクがあり複雑。果実味も豊か。

ボルドー右岸、ドルドーニュ河の北に位置するフロンサック地区の赤ワイン。

オーナー、ジャン・ノエル・エルヴェ氏はワイン造りに関しては超情熱家で一切の妥協を許さない頑固者。 「ワイン・クレージー」と呼ばれるほどこだわったワイン造りはフロンサック地区の優良生産者の中でもトップクラスで、地域のリーダー的存在でもあります。
 
1607年から続く大変歴史あるシャトーで、15haの畑はフロンサック地区の中でもぶどう造りに好条件のセラン地区の南東斜面にあって、畑の中の1/3がフロンサック最古の樹になっています。中には80年の樹齢のメルロも存在し、「少量でも質の優れた良いタンニンを持つぶどうが理想」というポリシーのもとエルヴェさん独自で栽培も行ないます。

ぶどうの樹の植え替えには土造りから始め、1年もの期間をかけることもあります。収穫時、丁寧に手摘みされたぶどうは2度の選果で少しでも傷んだ部分はすべて廃棄され、醸造時の全ての行程においてポンプは全く使用しないなどオリジナルの醸造技術も取り入れています。
 
ワインを熟成させる樽も最良の複数のメーカーから仕入れ、焦がし方まで全て特注。熟成中の樽の横で寝泊りすることも度々だとか。
 
昨今は、様々なテイスティング会やワイン評価誌でもメドック格付けシャトーと同等以上の評価を獲得し、また日本の専門誌でも「ボルドー右岸のベストバリューワイン」に選出されたこともあり、フロンサック地域の品質と評価の向上に多大な貢献をしています。