日本 宮城
ブドウ品種:ナイアガラ51%、ネオマスカット38%、セイベル 9110 10%
今年もナイアガラ主体でトロピカルな雰囲気をまとったゲンキ。太陽のような色味と、南の国を思わせるフルーツの香り、スッと体に染み渡る味わいは、暑い日にぐびっと飲みたいエナジードリンクのよう。これからの暑くなる季節、家飲みはもちろん、外飲みにもぴったりです。
今年も、いつも通りのトロピカルフレーバー全開なゲンキですが、明るい雰囲気の中にも、少しだけ、より妖艶な感じを伴う、なんとも面白いワインに仕上がりました。ナイアガラは、2015年の初めてのヴィンテージから使用している品種ですが、特有の香りが強く、線も細いため、なかなか深みのあるワインに仕立てるのが難しい品種だと思っておりました。そんな折、委託醸造の依頼を受けたことをきっかけに、岩手県紫波町の若手農家・佐々木 譲さんとのご縁で、とても品質の良いナイアガラを極限まで完熟させることにより、ナイアガラでこの表現までいけるのね?と思うくらい可能性を秘めたワインを仕込むことができたのです。
ナイアガラだけでも成り立つのですが、よりナイアガラを引き立たせるアッサンブラージュを考えてしまうのは、やはり以前料理人だったさがなのかもしれません。しっかりと、その味わいを引き立たせるための、最低限の調理と調味で、しっかりと骨格を持たせたいのです。
ナイアガラ、ネオマス、セイベル。異なる3つの香り高いフレーバーのぶどうをアッサンブラージュすることによって、ナイアガラの良さが引き立つワインに仕上がりました。
○味わい ネクタリン、マンゴー、かぼす、人参
○シーン 暖かい日に太陽の下で。ピクニックにぴったりです!
○温度帯 12℃前後
○グラス 小ぶりなワイングラスや、ガラス製のコップなど
○お料理 ちらし寿司や、ちまき、生春巻きなど。気兼ねなく日常の食卓で。
○飲み頃 今~2027年
○飲みきり 抜栓から3日以内