日本 宮城
ブドウ品種:北醇(Hokujun)カベルネ・ソーヴィニヨン
醸造家の友人であるアーティスト さわ ひらきさんとコラボレーションしたラベルの赤ワイン。コロナ禍からご縁をいただいた、上山の吉田さんのぶどうで2021ビンテージに誕生し、今回が2ndビンテージとなります。今回はカベルネ・ソーヴィニヨンと北醇の奥行きのあるしっとりとした仕上がりで、冬のこの寒い時期のお料理にぴったりの味わいです。
目黒の友人である世界的アーティスト さわ ひらきさんに、2022 年からお願いし て、ラベルを考えていただきました。 ラベルの裏書きには、目黒の想いを、詩にしてくださっています。 このラベルを描いていただいた当時、ウクライナの戦争や、トルコ・シリア大地震な ど悲しい出来事がたくさんありました。 けれど、こうしている今も私たちは生きています。 そんなメッセージを込めて、コロナ禍をきっかけに出会った、1 人の熱き生産者 吉田 篤さんのぶどうで仕込むワインです。
この数年、新型コロナの影響で、多方面でさまざまな困難がありました。 私たちの周りで言えば、お客様である飲食店への多大なダメージ、それに伴い様々な ワイナリーで売上の減少、輸出のできない状況、ワイナリーで生産量調整がかかり、 契約農家さんへの買い叩き、急なキャンセルなどなど。 しかしながら、いつの時代も、一般的にいう悲劇は、天災だろうが人災だろうが少なからずとも起こります。
私たちは、この地球で、人として生まれてきました。 人は地球上の生命体の、ほんと僅かな 1 種でしかありません。
毎年目まぐるしく変わりゆくこの地球の営みの中で、その変化に戸惑ったり、喜怒哀 楽を感じたりするのは、欲という本質を持った唯一の、生命体であるひとに生まれた からにすぎません。だからと言って、人を悲観したり、卑下したりするわけではな く、特異な生命体だからこそ、この地球の営みのためにできることがあるのだと思い ます。人災や天災が仮に起こったとしても、考え方一つで幸せにも不幸にもなり得るのです。
今回の出来事で言えば新たな農家さんとの出会い。それはそれは、一生懸命に愛情を かけてぶどうを育てている、上山市の農家さんたちとの出会いがありました。今回のことがなかったら、出会ってなかったかもしれません。そうして、また新たに素敵な仲間が増えて、皆さんに喜んでもらえるワインになったのです。 そんなストーリーで、POS というワインを造りました。
幸せも不幸もそれはいつも背中合わせ考え方ひとつでいつも明るくいられます。それはとても幸せなことでそんな笑顔の連鎖はより平和な世界を創造するでしょう
◯味わい 透き通った赤い果実、薔薇、ヨード、葉生姜や杉の香り
◯シーン 家族や友人と、ワインを囲んでゆったりしながらお楽しみください。
◯温度帯 15~18°C
◯グラス ブルゴーニュグラスなど膨らみのあるグラス
◯お料理 椎茸出汁を用いた家庭料理、おでん、ビリヤニやピラフ
◯飲み頃 今~2032 年
◯飲みきり 5 日前後