フランス アルザス
ブドウ品種:リースリング、ピノ・グリ
アルザスに「テロワール」の概念を持ち込んだマルセル・ダイスが造り出す、極めて芳香なワイン。
1ha。平均樹齢30年。リースリングとピノグリ約50/50のブレンド。「ローテンベルグ」は「赤い丘」という意味で、文字通り赤色の土壌。土質は、鉄分が豊富な石灰質。極めて豊富な日照量。「この特殊なテロワールでこそ、リースリングとピノグリのもつ、光り輝くようにピュアでリッチな柑橘系のアロマが見事に花開きます」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。ダイスのプルミエクリュの白の中では、もっともアロマティックなワインのひとつで、その美しい芳香には胸を打たれます。味わいも凝縮した果実味たっぷりで、極めて複雑かつ深みがあり、グランクリュにも匹敵するリッチさです。
アルザスの至宝マルセル・ダイスは、テロワールのポテンシャルを最大限引き出した力強いワインを造り出すフランス随一の生産者です。現在では、9つの村に220区画、合計26haの畑を所有しています。
1997年からビオディナミを採用し、ブドウと土の関係に徹底してこだわっています。 マルセル・ダイスの功績で、ブルゴーニュのように、特級畑(グランクリュ)、1級畑がアルザスで最近認定されました。彼の作るグランクリュのシュナンブール、マンブール、アルテンベルグ・デ・ベルハイムは貴重なワインです。