Silt 2023 L’Equinox / シルト エル・エクイノックス

南アフリカ　スワートランド

ブドウ品種：マスカット・オブ・アレキサンドリア

グラスから溢れるようなマスカット、カリン、カモミールの華やかな香りにフレッシュな青いセージ、蜜蝋のような風味が複雑性を出しアタックはみずみずしくテクスチャーはミネラリーでなめらか骨格となるほろ苦さが甘やかな香りの中でアクセントとなり、ヨーグルトようなミルキーなアフター。

シトラスダルマウンテン地区と呼ばれるオリファント川渓谷の西部の樹齢80年のマスカット・オブ・アレキサンドリア(砂岩、頁岩）を使用。乾燥農業、ブッシュヴァイン。手摘みで収穫。選果後、破砕、除梗し、600Lサイズの小さな陶器のアンフォラに移し、発酵。発酵が終わった後、アンフォラをトップアップし、6月末にプレスするまでの120日間スキンコンタクトさせます。

L’Equinox / エル・エクイノックス 

南アフリカの南西海岸で育ち、サーフィンをこよなく愛するエムシー。2009年にステレンボッシュ大学で醸造学と栽培学の学位を取得。パール郊外でのジューステンベルグで研修後、オーガニックでのぶどう栽培、ナチュラルなワイン造りに興味を持ち、カーリーロウのもとで修行をかさねる。2015年にスワートランドへの引っ越しにより、多くの若手生産者と出会い、交流をし、それが転機となり、2019年に独立を決断する。ワイナリー名は、植物で育ったぶどうからワインは造られ、この信じられないほど複雑で生きた液体に変わることから「liquid（液体）」を意味するエル(l)。「エクイノックス」は、化学物質を使用しないバランスの取れた生態系、ワインの醸造においても少量のSO2を除いてワインに添加物を使用しないことで、バランスを取ることを意味している。