Le Pigeon 2022 Weingut Wihler / ル・ピジョン ヴァイングート・ウィラー

¥7,150

Tax includedShipping calculated at checkout

Only 6 left!

ドイツ バーデン

ブドウ品種:シャルドネ

綺麗な熟度のある黄色。リンゴ、カリン、黄色い果実の香り。高い酸味は滑らかで溶け込んでおり、アタックはミネラリーでスッと身体になじみますが果汁の熟度がありオイリーな口当たり。全体的にぎゅっと詰まったブドウのエキス感が印象的で厚みを感じますが酒質には透明感があり、余韻が長くアカシアの花、ナッツの複雑性ある風味へと流れます。

カイザーシュトゥール地区イーリンゲン村のオーガニックのシャルドネ(黄土、ローム、火山岩)を使用。手摘みで収穫、選果後、足で破砕し、バスケットプレスで数時間かけてゆっくりプレスし、古樽に移し、自然発酵。シュールリーにて18ヵ月間熟成。その後澱引きし、ノンフィルターで瓶詰め。ピジョンとは英語で鳩という意味。平和の象徴です。シングルヴィンヤードで、フランスとの国境のとても近くにあるため、ブルゴーニュやアルザスでよく見られるような石垣で囲まれています。1970年に植えられたこの小さくて特別な古いシャルドネのぶどう畑から、300リットルのワインが収穫できます。ここは火山の影響を受けた美しい土壌で、火山岩の上にはシャンパーニュ地方の白亜質の石灰岩に似た厚い白亜質の「黄土」があります。火山岩の上にある湿った黄土と深く根を張った古いぶどうの樹と組み合わさって、素晴らしいテロワールを持つ白品種ぶどうが生まれます。

Weingut Wihler / ヴァイングート・ウィラー 

Ina Luisa Wihler / イナ・ルイーザ・ウィラー

ワインの美しさは、人生と同じように、日々続く物語のよう。ワインは曲がりくねったエキサイティングな道筋を作り出し、のちにしずくの中にたどりつくことができる。

そう熱く語るのが、南ドイツ、バーデン地方カイザーシュトゥールでワインを造る当主のイナ・ヴィーラーさん。常にこのことを意識し、自分の仕事は1年365日の物語を保存することだと言う。彼女の祖父はワイン醸造家だったが若くして亡くなり、祖母が姉とともにワイン造りを引き継ぎ、彼女は、高校卒業後、ガイゼンハイム大学でぶどう栽培を学び、オーストリア、ドイツのワイナリーでビオディナミ農法を勉強した後、祖母の畑を引き継ぎ、2016年に3000本あまりだが、念願の初ヴィンテージをリリースした。現在、美しいカイザーシュトゥールの健康的で健全な畑で、5年間、2.5ヘクタールの畑で農薬などを使わずにぶどうを栽培し続けており、また、1890年遡る古いワイナリーを自分たちで改修中で、温度を一定に保つアースセラーも計画中だとか。祖母と大叔母からインスピレーションを受けて育った彼女は、古くからの伝統と文化を大切にし、自分のワインに家族の歴史の一部を写し出すよう心がけている。