フランス コート・デュ・ローヌ
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、ムールヴェドル
ローヌを代表する生産者の一つ、ギガルのベーシック・ワイン。栽培はリュットレゾネ。大樽で18ヶ月熟成したワインは、ブラックベリーやプラムといった果実香に、スミレを思わせるフローラルな香りが感じられます。豊かな果実味、スパイス、滑らかなタンニンが楽しめる一本です。
初代エティエンヌ・ギガルが1946年に創業し、その後わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと成長しました。「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確かなものにし、とりわけこの2つのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない圧倒的な地位を築いています。今日ギガルはローヌ全体におよそ60haの自社畑を所有し、3代目のフィリップがワイン造りの指揮を取っています。