フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種:シャルドネ
“カイユレ”と言えば、ミネラルと花のような素晴らしい香りとしっかりしたボディで有名な畑。特にレ・カイユレは「たくましいボディがその良さを見せるのに数年かかることもしばしば」と言われる長熟ワイン。
力強く、複雑で深みのある洗練された味わいを持っています。グラン・クリュに匹敵する言われる高品質なワインを造り出す一級畑
ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダンは、1982年ブルゴーニュの南端サントネイ村でわずか3haのブドウ畑からスタートしましたが、いまでは17haの畑を所有し、主にコート・ド・ボーヌの各アペラシオンで優良なワインを生産している他、ネゴシアンとしても手広く活動していました。
しかし、ドメーヌ設立から30年を迎えた2012年、当主ヴァンサン氏は体調不良などの理由からドメーヌを手放す決断に至ります。
あわや解散、という危機に直面したドメーヌでしたが、新たなオーナーはドメーヌを買い取りながらもその運営体制は現状維持する形をとり、それまで醸造家を務めていた優秀なエリック・ジェルマン氏が新たにチームを牽引するようになり、ヴァンサン・ジラルダンはさらなる躍進を遂げることとなりました。
「シャサーニュ・モンラッシェ・ル・カイユレ」は、「シャサーニュ」「レ・コンバール」「アン・カイユレ」「ヴィーニュ・デリエール」の4区画からなる一級畑で、非常に優れた白ワインを生み出すポテンシャルを持っているとされています。
2018年ヴィンテージのパーカーポイントは93+点です。