南アフリカ スワートランド
ブドウ品種:ヴィオニエ40%、グルナッシュ・ブラン28%、コロンバール16%、シュナン・ブラン16%
薄く濁りのある小麦色。金柑、黄桃、アプリコット、キンモクセイの香り。アタックはみずみずしく、サラサラと流れるように進みスターアニスのようなスパイス、ウッディーな風味骨格のあるほろ苦さ、多いタンニンは全体の骨格を作りパラパラと流れていきます。アフターはドライフラワーのようなやや乾いた花の香り。
プールサイドで気軽に飲むための軽い味わいで、心地よい酸味を備え、フレッシュなスタイルのプールワインシリーズ。リーベックカステルの樹齢35年のコロンバール(頁岩)、パーデバーグ山のグルナッシュブランとシュナンブラン(真砂土)を使用。乾燥農業、ブッシュヴァイン。手摘みで収穫。選果後、破砕、全房で3日間スキンコンタクト。プレスし、古樽に移して発酵、熟成。ノンフィルターで瓶詰め。「キープ・イット・ルーズ」は、人生をあまり真剣にならず、気軽にゆるく楽しもう。というなんとも彼らしいタイトル。
L’Equinox / エル・エクイノックス
南アフリカの南西海岸で育ち、サーフィンをこよなく愛するエムシー。2009年にステレンボッシュ大学で醸造学と栽培学の学位を取得。パール郊外でのジューステンベルグで研修後、オーガニックでのぶどう栽培、ナチュラルなワイン造りに興味を持ち、カーリーロウのもとで修行をかさねる。2015年にスワートランドへの引っ越しにより、多くの若手生産者と出会い、交流をし、それが転機となり、2019年に独立を決断する。ワイナリー名は、植物で育ったぶどうからワインは造られ、この信じられないほど複雑で生きた液体に変わることから「liquid(液体)」を意味するエル(l)。「エクイノックス」は、化学物質を使用しないバランスの取れた生態系、ワインの醸造においても少量のSO2を除いてワインに添加物を使用しないことで、バランスを取ることを意味している。