フランス コート・デュ・ローヌ
ブドウ品種:グルナッシュ40%、ムールヴェドル20%、 カリニャン20%、シラー15%、サンソー5%
彼らの所有するシャトーヌフの畑はロバート・パーカー氏の評価も高く、トップキュヴェのシャトーヌフ・デュ・パプVVは2007年、2010年産で100点を獲得。こちらのスタンダードキュヴェも2016,17年と連続で91点を獲得しています。
ブラックチェリーやストロベリーなどのフレッシュな果実の甘美な香りが広がり、ほのかな甘草の香りや、熟した野生のベリーのアロマを持つ、しっかりとした構造の赤ワインです。味わいには適度なタンニンがあり、風味が豊か。爽やかで素直な味わいで、美しい円みがあります。 フレッシュな果実のアロマにスパイスと甘草のニュアンスは飲み心地がよく、複雑な味わいも既に感じられ、熟成のポテンシャルも感じさせる見事な造りです。
代々、葡萄を生産してきたサボン家が1973年より元詰めを始め、「ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス」を設立しました。ぶどう栽培と醸造学の学位を持つクリストフ・サボン氏によって運営されています。彼らの所有するシャトーヌフの畑は分散しており、あらゆる土壌にまたがっています。それぞれの畑の管理は困難を極めますが、これこそがジャナスのワインに飛びぬけた複雑性を持つ素晴らしいワインにしているのです。
近年、評論家の高評価やメディアなどの影響もあり、爆発的に人気が高まっており、特にワイン・アドヴォケイト等では、上位キュヴェは毎年のように満点、もしくは満点に近い点数を獲得しており、年の出来に左右されない安定した彼らのワインは常にマーケットの熱い注目を浴び続けています。
過剰に抽出することなく得たナチュラルな凝縮感、エレガンスでありながら満足のいく重厚感、フィネスの中にある力強さ。これが、象徴的なLa Janasseのスタイルです。