日本 宮城
ブドウ品種:マスカットベリーA
カジュアルラインのネコシリーズから、コアなファンの多いブッチの登場です。2021年からお付き合いの始まった上山の鈴木さんのマスカットベイリーA100%で仕込みました。ワイナリーショップの試飲でもすでにご好評をいただいており、赤ワインを飲み慣れない方や、白ワイン派の方も虜にしてしまう、穏やかな優しさであとを引く赤ワイン。こっくりとした旨みの強い味わいは、寒い時期の温かいお料理達とも相性抜群です。
Bucciは、2021年のコロナ禍からご縁をいただいて、お付き合いが始まった上山ワイ ン葡萄生産組合の元会長・鈴木昌人さんの圃場のベイリーAで仕込み続けています。 組合の方全員の意識が高く、素晴らしい仕立てをしているのですが、その中でも一際みなさまを取りまとめる鈴木さんのベイリーAの一文字短梢仕立ては見事でした。 2年目の2022 年はとても難しい年でしたが、3年目となる2023年は猛暑の影響もあり、収量自体は多くなかったものの、品質においては、熟度がとても高く、良いぶどうが収穫できました。また、このヴィンテージから、息子さんである隼人さんに代替わりし、より一層気合が入った年でもあります。上山市の生産者さんは、醸造家・ 目黒と同じ40代の後継者の方が多く、よりワインへの意識があるため、長いスパンで切磋琢磨していけると思っています。2024ヴィンテージも収穫間近ではありますが、現時点でも、さらに期待値の上がる仕上がりです。今でも良いぶどうですが、今後この上山市の生産者さんのワインのクオリティには目が離せません。だからこそ、 年々樽熟成の期間も長くなり、このBucciにいたっては、なんと9月上旬に詰めたばかり。かなりドライな仕上がりとなった 2023年が、柔らかくなっていくのには、正直なところ数年かかると思いますが、すでにそのポテンシャルを垣間見ることができる状態でのリリースとなります。ぜひ、隼人さんに代替わりしたベイリーAの真骨頂をお楽しみいただけましたら幸いです。
○味わい イチジク/イチゴ/薪火/たまり醤油
○シーン 肉魚問わずメインディッシュ全般
○温度帯 16~20°C
○グラス 大きめのブルゴーニュグラス
○お料理 焼き鳥、すき焼き、魚のグリル、ブリーチーズ
○飲み頃 今~2029 年
○飲みきり 3 日ほど
Label Design by ito design studio