“Burn Cottage Vineyard” Riesling & Gruner Veltliner 2019 Burn Cottage / バーン・コテージ ヴィンヤード リースリング&グリューナー・ヴェルトリーナー バーン・コテージ

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ニュージーランド セントラルオタゴ

ブドウ品種:リースリング、グリューナー・ヴェルトリーナー

「バーン・コテージ ヴィンヤード」内に植えられた2品種から。リースリングは全房のまま足で破砕し、48-72 時間スキンコンタクト。グリューナーは除梗され同じく圧搾し 48-72 時間のスキンコンタク ト。一緒にプレスされ、その後は混醸。古樽で野生酵母による醗酵および11 ヶ月の熟成。少量の酸化防止剤と共にボトリング。ノンフィルター、清澄剤不使用(残糖 3.8g/L 以下)。

世界最南端(南緯 45 度)のワイン産地であり、屈指のピノ・ノワール銘醸地であるNZ南島セントラル・オタゴに 2003 年設立された Burn Cottage / バーン・コテージ。ピサ・レンジに広がる 24ha の牧草地と、創業者 Marquis Sauvage / マルキス・ソヴァージュとの出会いが 全ての始まりでした。そしてソヴァージュ氏に請われ設立当初からコンサルタントとして関わるカリフォルニア・ソノマ Littorai Wines / リ ットライのオーナーワインメーカーTed Lemon / テッド・レモンの指揮の元、バイオダイナミック / ビオディナミ農法によって自社畑が拓かれるのです。半大陸性気候で極端に少ない降水量(年間 300mm 以下)かつ昼夜の寒暖差の激しい畑から収穫されたブドウは房単位・粒単 位と2度の選別を経て醸造へ。ワイン造りに通底するのは minimal intervention / 最低限の人的介入アプローチ。そして醸造面で実務を担当するのは Claire Mulholland / クレア・マルホーランド。酸化防止剤の使用を最小限に留め、培養酵母や酵素なども使いません。フィルタリン グや澱引き作業もできる限り避け、月と天体のリズムに沿って作業は行われます。区画ごとに収穫されたブドウは別々に醸造され、ヴィンテー ジによって全房比率が決められます。新樽の使用は 20-30%に抑えられ、エレヴァージュの期間は約1年。細心の注意を払ってテイスティン グが重ねられ、ようやくワインはボトリングされます。

2019 年はブドウの生育条件に良く恵まれた年。定期的かつ適度に雨が降りながらも、収穫前の 1-2 月には平年よりも乾燥したベストなコ ンディションとなり、健康的に実に活き活きとブドウの樹は育つことができた。4 月初めに霜が降りたものの、完熟するまでには猶予期間があ り、結果として酸と糖度のバランスが見事にとれたブドウを収穫できた” – Burn Cottage