日本 栃木県
ブドウ品種:メルロ 38%、マスカット・ベーリーA 26%、カベルネ・ソーヴィニョン21%、ブラック・クイーン 5%、ツヴァイゲルト 4%、カベルネ・フラン 3%、ピノ・ノワール 2%、シラー 1%
香りはラズベリー、ブルーベリー、ブラックチェリーなどの果実に、甘草やカカオなど樽熟成のニュアンスも加わり複雑。柔らかいアタックで、甘やかな果実味がたっぷりとあり、それを穏やかな酸が支えている。余韻にかけて滑らかなタンニンが続いていき、軽やかながらもスト ラクチャーがしっかりとしているバランスのよい味わい。
ロッソとは、イタリア語で赤のこと。柔らかなタンニン、果実味、樽熟成の甘い香り……。伝統的なボルドー品種 メルロやカベルネ・ソーヴィニョンに、日本固有の葡萄品種マスカット・べーリーAなどをバランス良くブレンドした日本の食卓によく合う赤ワインです。
料理との相性
ルッコラと生ハムのサラダ、鰹のたたき藁火焼き、白いんげん豆のカスレ、壺焼きサザエ、鶏 のグリルローズマリー風味、鰻の蒲焼き、チンジャオロース、足利産トマトとトリッパの煮込 み、コックオバン、スパゲッティナポリタン
飲み頃
2024年から 2028年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2029年からは熟成により タンニンが滑らかになり、複雑で芳醇な味わいへと変わっていくだろう。
1950年代、少年たちによって開かれた山の葡萄畑は、開墾以来、除草剤が撒かれたことがありません。 1980年に誕生したこの山の麓のココ・ファーム・ワイナリーは、1984年からワインづくりをスタート。 2007年より100%日本の葡萄からワインをつくり、現在、ココ・ファーム・ワイナリーの自家製ワインはすべて「日本ワイン」です。 自家畑では化学肥料や除草剤は一切使わず、醸造場での醗酵も天然の野生酵母や野生乳酸菌が中心。“こんなワインになりたい”という葡萄の声に耳を澄ませ、その持ち味を生かすことを大切にしています