フランス シャンパーニュ
ブドウ品種:ピノ・ノワール
2004年から耕作するバルボンヌ・ファイエル村のレ・マイヨンという区画のピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワール。 香りはかなり強いミネラル感から洋梨や摩り下ろしたりんごなど終始果実香が中心で、軽く焼いたトースト、ナッツ、少し熟したカマンベールチーズ、キノコ なども加わります。 熟れた果実がアタックから印象的で、引き締まった酸味は膨らみのある泡立ちが豊かさを与え、ふっくらとしたバランスとなり長い余韻へと繋がっていきます。 凝縮した果実味が口の中を支配するこれぞブラン・ド・ノワールというユリス・コラン渾身の1本です。
学生だった頃のオリヴィエ・コランは1人のワイン愛好家に過ぎませんでしたが、2001年にアンセルム・セロス氏を訪問した際に多くの刺激を受け、自分自身のシャンパーニュを造ることを決心し、当時実家が賃貸していた畑の回収をはじめました。
2002年アンセルム・セロス氏の下での研修を経て、2003年より自身の畑の栽培を開始。
栽培においてブドウが発する声に耳を傾け、実用的・実際的な手法を選ぶことが重要と考え、そのためには自身の哲学を貫く姿勢ではなく、都度ブドウのために最良だと思える選択を行っています。
メゾン名のユリス・コランは、ご先祖様のひとりにちなんで名付けられています。